連休明けて2日目、調子も戻ってくる頃ですので今日もがんばりましょう!
今回はfacebookで「あなたのお客様だけ」に絞り込んで訴求するにはどんな方法があるのかを見ていきたいと思います。
facebook広告での既知の顧客ターゲティングはどうやるのか?
カスタムオーディエンス
facebookでは「カスタムオーディエンス」という機能があります。
これは今あなたが持っている顧客のデータベースを元に広告を配信するものです。
(※なので、この機能を使用するにはあらかじめデータベースを持っている必要があります。名前+電話番号、名前+メールアドレス等。持っていなければ作りましょう!)
データベースをfacebookにアップロードして変換すると、
カスタムオーディエンスをfacebook広告上で使用可能になります。
この機能、プライバシー的に問題が無いか?という所なのですが、
facebookからは「ユーザーのマッチングはシステム上でアクティブユーザーに対してハッシュを使って暗号化されているので大丈夫。」
とのこと。
ただ、一度facebookに顧客データベースを送ってしまうと、暗号化されてしまうので「ちょっと間違えたから修正しよう」と思ってもできません。その部分だけ注意。
カスタムオーディエンスの使いどころ
1 新しいファンを獲得できる
2 特定のセグメントのお客様に絞り込める
この2つなんですが、根底にあるのはこの広告はすでにある程度御社にブランド認識を持っているお客様に配信するということ。
信頼度は未知のブランドに比べると大きな差があります。このブランド認識がリスト内ユーザーに適切なメッセージを伴って配信されますのでその効果も期待できるものになるでしょう。
カスタムオーディエンスの前準備
まずは「パワーエディタ」というツールが必要です。
これはGoogleのChromeというブラウザで動作する拡張機能です。
▼Google Chromeブラウザ
https://www.google.com/intl/ja/chrome/browser/
▼Power Editor
https://www.facebook.com/help/332626706817162/
Chromeとパワーエディタがインストールできたら進みましょう。
カスタムオーディエンスの作成方法
まずはPowerEditorをChromeのダッシュボードから開きます。
開いた後、左側のメニューの「対象」をクリックします。
画面読み込み後、左上の方に「対象ユーザー層を作成」というセレクトボックスがありますので、
そこで「カスタムオーディエンス」を選択してください。
次に表示されるダイアログで、ターゲット名と説明を入力し、リストのタイプ(どんなデータを使ったリストか?電話番号・メールアドレス・ユーザーID)を選択して顧客データベースのファイルをアップします。アップロードに対応しているファイル形式はcsv形式、テキスト形式です。文字コードに注意して文字化けしないようにしてください。
アップロードするとデータはハッシュ(元のテキストが分からないように)暗号化されて、facebook内に変換・保存されます。
これでカスタムオーディエンス機能の準備は完了です。
後はfacebook広告配信時、このカスタムオーディエンスをターゲットとして設定すれば、
対象リスト内のユーザーに絞り込んで広告が表示されます。
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このカスタムオーディエンスを使うことで、より精度の高い訴求が出来そうです。
私自身、特定の業種・業界でfacebook広告を使い集客を試みた経験があるのですが、facebookが用意している業種・業態にない業界だったりすると、なかなか思惑通りのお客様にメッセージが届かず苦労した経験もあります。
この「カスタムオーディエンス」なら、ある程度の量のユーザーリストをお持ちならであるなら、もっと特定に業種に絞り込んだり、見込みのセグメントに近いお客様だけに広告を配信して訴求を高められそうです。
ぜひ一度お試し下さい!