「コミュニティ」とは?
デジタル上で出会い、会話し、交流する。
袖が触れ合うのも何かの縁です。
せっかくお客さん・お客さんに近い人に出会えたとしても、そのままいなくなってしまうのはもったいない話ですね。
そこでおすすめなのが、コミュニティを作ることです。
今回お話する「コミュニティ」とは、インターネットなどを通じて同じ趣旨話題や、同じ目的をもってあつまったグループのことです。
そもそも人間には「帰属欲求」といって、たった一人で何かをするよりも集団(コミュニティ)に属して事を行うほうを好む傾向があるそうです。
コミュニティではメンバー同士でスムーズに、率直に意見を交わしたり、学び合ったりすることができ、あなたとお客さんのコミュニケーションも上下関係ではなく、横のつながりで話すことができるので、より自然な形で商品のおすすめや提案することなども可能です。
基本、特定の人限定で見られるようになっており、一般的な検索では出てこないお客さん同士だけのプライベートな空間を提供することができます。
デジタルマーケティングで集めたお客さんはどんなグループに迎え入れるのが相応しいかを考えてみましょう。
そしてどんな話題を提供するかによってもコミュニティの盛り上がり具合が変わってきます。
また、このようなスペースをもっていると、お客さんのグループ内の発言はオープンではない(不特定多数のユーザーには見えない)ので、自社に対する率直な意見や、正直な感情を伝えることに関してかなり心理的なハードルが下がります。
この部分が最も重要なメリットですね。
・会話できる
・率直な意見を言ってくれる。
・正直である。
この3つは、お金を出してアンケートしたとしても見つけられない自社のビジネスに関する重要な事実をつかむための大きなヒントになると思います。
コミュニティ作りに役立つツール
メーリングリスト
グループ内限定のメールリストを作り、グループ内のやり取りをまとめて送信するもの。
古来からある方法で、最も簡単に始められるおすすめは、Googleグループ。
LINEグルーブ
LINEで友達になったお客さんをグループに入れればOK。
誰もがインストールしているLINEなので、グループへの勧誘もしやすいと思います。
Facebookグルーブ
Facebook上の希望者をグループ追加することでOK。
Facebookで無料で使えるこのグループ機能はかなり高機能で、テキスト・画像・動画投稿可能、会員管理、グループ内での違反報告機能、簡単な分析機能まであります。
私が管理している一番大きなグループ「フレンチブルドッグ同好会」は、メンバー数が4,600人を超えているので手動での管理はもう無理かも?と思っていたのですが、機能的な管理者ツールのおかげでまだまだ一人で管理できそうです。
また「グループ盛り上げ達人」「ビジュアルシェアの達人」などメンバーに自動でラベリングしてくれるなど楽しませる機能も大変充実しています。
他にも、探せばグループアプリ各種、オンラインサロン構築サービスなども利用できると思います。
どのツールもスマホのブラウザやアプリから操作ができるものなので、ある程度の数のお客さんに声をかけて、まずは招待をしてその上で会話してみましょう。
思わぬ意外な使い方が発見できるかもしれませんよ?