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デジタルマーケティング

中小企業でも活かせる、カウントダウン型のマーケティング

こんにちは、立松です。
今日はスター・ウォーズ「フォースの覚醒」公開日です。
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町中どこを見てもスターウォーズ一色。ネット上でも数週間前から頻繁に関連記事を見かけます。
「これだけのプロモーションを行うと一体どれだけ予算が必要なんだろう?」と思ってしまいますが、
よく見ていくと中には中小企業でも真似できそうなものもあります。そのあたりを幾つか見てみたいと思います。

基本はカウントダウン型

カウントダウン型とはイベントが発生するXディを決めてカウントダウンする/Xデーまでに準備が完了しなければならない場合に有効なマーケティング方法です。※1
映画の公開日までに徐々に情報を公開したり、話題性のある記事を公開したりして見込み客のテンションを上げたりする手法です。引用した本にはゼクシィなどが事例で載っていましたが、映画業界ではもう当たり前のプロモーション方法になっています。
中小企業の場合にはどのように活かせるか?
今は色々なネットメディアで自社の情報を自由に出せる時代です。上記のようなコンセプトのもと、見込み顧客がよく見そうなメディアで、御社の企画したイベントの日時までカウントダウン型のプロモーションを行うことができるでしょう。

Youtubeを活用

Youtubeなら、いつでも好きなときに御社のビデオをアップロードしてみせることができます。
今はアドワーズ広告で動画を見せる対象を絞り込んで、精度の高いブランディングが可能になっていますので知名度や噂を高めつつ、イベントへの誘致を行うことも可能です。
動画の内容は、映画業界そのままの真似でも面白くできると思います。「全米が泣いた!名古屋の自動車部品メーカークリスマスイベント」などなど。
イベント当日まで、小出しに映像を出していきイベントまでのテンションを上げていけるように簡単なストーリーを作れれば、施策する側もある程度楽しくなってくると思います。(笑)無料でできるので、ストーリーができたらやってみましょう。

Twitterでの気をひくつぶやき

ツイッターは拡散性や、リアルタイム性、感情といったものをうまく利用できると思います。
イベント当日までの見込み客の心理を代弁するようなつぶやきや、スタッフのコメント、あらゆるものがツイートとの材料になります。映画では、ファンのコメントやリツイートなどで盛り上がっていくのが通例です。
イベント当日はイベント専用のハッシュタグをつけることでリアルタイムで注目を集めてリツイートなどのアクションを誘ったり、継続することで違うイベントへの動線にもなり得ます。ツイッターも無料で使えますので、軽くでもいいので使ってその感触を確かめましょう。

ブロガーによるコンテンツ化

知人・友人・またはプロの方(笑)問わず、ブログで話題にしてもらうのは大変有効なマーケティングの手段です。
とくに有力なブロガーの方に記事として取り上げていただくと大変効果的です。
内容が面白ければ、はてなブックマーク、まとめサイト、ツイッター、facebookなど、あっという間に広がります。
映画では、期待感や、知識ゼロでも楽しめるように視聴ポイントなどがよく書かれていたりしますが、御社のイベントでも同じです。
期待感をもたせるような内容や、予備知識がなくてもイベントに参加できるような啓蒙的なコンテンツを用意すると、イベント参加へのハードルが下がります。
これらに加えて、リンクを貼ってもらうことで検索エンジンの検索結果にももちろん好影響を与えますのでおすすめです。
イベントやコンテンツ自体の魅力があれば、ブロガーの目に止まり記事化されることもあるかもしれません。

すべては最終目的へ向かわせるために

以上、3つほど見てみましたが、いかがでしたか?
御社もできそうではありませんか?
こういった施策はなんのためにやっているか?というと、
見込み客にこちらの期待するアクションをしてほしいという目的があるからです。
やってみて、その後、どうなったかのKPI(どのぐらいできたのか?)を知っておくのは重要ですので、
測定も忘れずにしておく必要がありますね。
さあ、私もスターウォーズ「フォースの覚醒」のプロモーション目的である、
「映画館に行って映画を見て、パンフレットやグッズを購入」したいと思います。
それではまた次回。
※1 引用:かんき出版/顧客に選ばれるEメールマーケティング/鶴本浩司

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